あとりえミモ 小さなバラの庭

鉢植えバラと草花を小さな庭で育てています

バラの小庭のハンターたち

セプタードアイル(鉢植えバラ)咲いてます。

 

鉢植えバラたちの回復

 

セミの声、いいですねぇ。夏がきました。


暑い暑いといっても6月後半の異常な暑さに比べたら、まだましな方だと思っています。だってバラが普通に咲いているのですから。
夜もじっとしていれば、まあまあ過ごせそうです。

 

そういえば梅雨明けからの危険な暑さの頃、鉢植えバラたちは随分と葉を落とし弱りました。
あれから2週間経ち、バラの状態はかなりの勢いで良い方向に回復しています。

その頃、同時多発していた黒点病もいつの間にか無くなりまして、葉も緑色になって来ました。おかげさまで花がまともに咲くような状況になっています。

 

 

 

少しだけですが、小さな庭は落ち着きを取り戻し、バラたちはポツポツと咲いています。

 

せっかくの回復ですから植物の自然治癒にまかせ、今は株を休ませるのを優先しています。それなので肥料をあげたり、葉の消毒は控えています。
だからなのでしょうか。
小庭には色々な訪問者が来ていまして、なんだか賑やかになっています。

 

 

バラの小庭のハンターたち

 

 

相変わらずですが、鉢植えバラたちはとても虫たちに好かれています。


例えば上の写真イングリッシュローズのグレイス。咲いたけど花弁は小さな穴だらけ。
一晩でこうなります。
きっと柔らかくて美味しいのでしょう。食べてしまったのは、左にいるヨトウムシ。
この子はヨトウガの幼虫でかなりの大食漢。夜行性なので見つけるのは、なかなか難しいです。

我が家ではこのヨトウムシの被害が一番大きく、梅雨明けから10月の秋バラの頃まで被害が続きます。大型になると5cmくらいになり、もう消毒ぐらいでは効きません。
最終的な対処法はテデトールになり、何匹か捕獲していくうちに立派な虫取り名人になっています。笑

 

バラの小庭にはバラゾウムシ、コガネムシ、チュウレンジハバチ・・・他にもバラを食す色々な害虫に遭遇します。
回避法を実行したりするうちに、なんだかいつの間にか虫に詳しくなってしまいました。面白いですね。

 

そんな一般的に「害虫」と呼ばれてしまう訪問者たちがいるからなのでしょう。
食事にくるハンターたちも自然と集まってくるんですね。

 

ハンターたちの狩猟レベルと我が家の小庭での活動をご紹介。

 

テントウムシ   狩猟レベル1

 

テントウムシの代表格、ナナホシテントウ。可愛い見た目で、しっかり肉食。
幼虫の時からバラに付くアブラムシを沢山食べてくれる、ありがた~い「益虫」です。


 

 

 

クモ   狩猟レベル2

 

ジョロウグモ。日陰エリアで夏から秋にかけて活躍しています。
クモの巣の強度が強いので、蚊やハエなどかかった虫は確実に捕食。バラの害虫に直接というわけではありませんが、まちぶせ戦法で幅広く狩猟します。

じっとまちぶせしている性質なだけに、更なるハンター(昆虫食の鳥)に狙われやすく、ある日急にいなくなります。

 

 

 

 

ハチ   狩猟レベル3

 

アシナガバチ。春から初夏にかけて小庭にも女王蜂が偵察にやってきます。
目的は2つあるようで、1つはイモムシなどを食べるために、もう1つは巣をつくる最適な場所を探しに来ているようです。
巣づくりの場所が決まる夏以降はあまり見かけなくなりますが、肉食ハチなので来てくれれば助かります。
但し、訪問してくれるのはよいのですが、宿泊はお断りしています。
そして訪問の際は、人間は静かに離れるのが常です。

 

 

 

トンボ   狩猟レベル4

シオカラトンボなど。
刺される心配がない分、人間も安心して小庭を共有できるハンターです。
人間にとって危険ではない為、好感度も高いのではないでしょうか。


飛行しながら蚊、ハエ、蝶や蛾を捕食します。
飛ぶスピードはかなり速く、例えば大型のオニヤンマなどは時速70kmといわれています。更にはスズメバチも食べてしまうくらいのパワーもある意外性のある昆虫です。


どうやら先端がお好みのよう。フェンスの先に止まり、周囲を大きな目で観察しているのをよく見かけます。
人差し指にも時々止まってくれることがありまして、その時は思わず友だちになった気分になったりしています。

 

 

 

 

バラを水に浮かべたら獲物だと思ったらしく、どこからか舞い降りてきました。

 

カマキリ   狩猟レベル4

 

オオカマキリとか。
神出鬼没でカマを持ち上げてこちらを向いていることがあり、一瞬驚きますが勇ましく頼れるハンターです。
幼虫のときはアブラムシも食べてくれますし、成虫になればコバエ、蛾、バッタ、セミなど幅広く捕食してくれます。
カマキリは幼虫から孵化し成虫になれるのは、ほんのわずか。ですので我が家で見かけたときは、とてもラッキーだと思っています。

姿かたちが芸術的な昆虫なので観察していても楽しいですね。

 

 

 

 

 

しっぽ、どこかに置いてきたみたいです。

 

カナヘビ   狩猟レベル5

 

日本カナヘビ。
毎年のように小庭に出没する定番ハンター。小さな恐竜のようで、とっても可愛いです。
どうやら夜も活動しているらしく、バラの枝に留まっているのを見て嬉しくなりました。
ここ最近ヨトウムシが減っています。そういえばナメクジもいなくなりました。食べてくれたのかなぁ。

 

 

シジュウカラ   狩猟レベル5

白いほっぺが特徴の昆虫を食べる鳥です。雛育中は休む間もなく昆虫捕獲をしている姿を見かけます。ツバメ同様訪問してくれるのは大歓迎の鳥なのですが、残念ながら我が家には滅多に来てくれません。


 

 

そんなこんなで、いつの間にやら、小さな庭に小さな世界が存在していました。

植物を育てていますと虫やら、鳥だとか、天候などなど、もう本当にリンクする世界が広がってくるので面白いですね。


一朝一夕では出来ない世界なので貴重です。
引き続き温かく見守っていきたいと思いました。