あとりえミモ 小さなバラの庭

鉢植えバラと草花を小さな庭で育てています

悲劇のジュード・ジ・オブスキュア

 

ジュード・ジ・オブスキュアが咲きました

 

ここのところ「不運」だとか「不幸」とかいう、悲しいキーワードを当てはめた我が家のバラが続いております。
イングリッシュローズのジュードジオブスキュアも御多分に漏れず。

ジュードジオブスキュアは、大苗で来まして3年目。我が家のバラたちの中では若い方の株になります。おかげさまで、8号の鉢植え育ちですがとても元気です。そして去年の秋まで繰り返し咲いていた働き者のバラです。

 

ジュード・ジ・オブスキュアという名前は、
イギリスの文豪トマス・ハーディの長編小説「日陰者ジュード」から付けられています。小説の主人公ジュードが最後まで報われない人生を送る物語。
不幸な人生を送った主人公の名前のバラとは、なんだか切ない気持ちです。


 

 

悲劇のジュード

 

ジュード・ジ・オブスキュアはイングリッシュローズ屈指の強香種です。
その香りはとても素晴らしく、シトラスとグアバと甘口の白ワインという表現がされています。一度経験すると忘れられないほど、きっと毎朝傍に行きたくなります。

 

ジュードの花の形は、強香種あるあるで花弁がぎっしりタイプ。
このバラの特長ともいえるまん丸な花は開くことなく、そのままの花形を保って咲き続けます。
そのおかげなのでしょうか?そのせいなのでしょうか。


雨が降ると終わります・・・


 

 

失敗しました

 

写真を見るとジュードの各枝は麻ひもで括られ、背後の竹ざお支柱に吊りあげられています。それをしないとジュードは倒れてしまい、写真下3分の1の部分にすべて項垂れてしまうのです。
雨が降ると花の水分が増えて重くなり、更に俯くという悲しみのループ。

一度、項垂れた花はもう2度と元には戻りません。

 

失敗しました。
ジュードジオブスキュアには、支える何かが必要だったのです。

 

 

 

雨に打たれると、この可愛らしい咲き方もままならないことになります。

 

今回ジュードは全部の枝につぼみをつけ、全て開花しました。

「グッジョブ!ジュード」
と思ったのもつかの間でして。悪天候にあっさり持ってかれました・・・

 

 

しかしジュードはよく返り咲くバラなので、近いうちに再び会えるのが幸いです。

 

 

 

悲劇のジュード・ジ・オブスキュアへ

 

残念だった5月の花を剪定したら、小さなフェンスを付けましょう。
黄色いつぼみが咲く前に。支えが必要な君だから。

ジュードが心の支えの薔薇の管理人より