あとりえミモ 小さなバラの庭

鉢植えバラと草花を小さな庭で育てています

異国の香りの君へ

 

鉢植えのセプタードアイルが咲きました

雨の中、鉢植えのセプタードアイルが咲き始めました。
コロンとしたピンクの花形、中央に黄色いしべが見える愛らしいバラです。


晴れた日は、この黄色いしべにミツバチたちがモフモフしにやってきます。
そんなミツバチたちの姿を見て癒される今日この頃。

 

 

大苗で迎えて、かれこれ5年ほどになるでしょうか。
セプタードアイルは、毎年しっかり花をつけてくれる頼りになるバラ。細い枝にもつぼみをよく付けます。

シュラブ樹形なので、枝の長さをほどほどに残していたところ現在は2mくらいになりました。自立できないのでオベリスクで支えていています。

 

透明感のあるピュアなピンクと濃い目のグリーンの葉の相性がとても良い。
トゲも多くなく、枝も素直な良いバラだと思います。

 

 

 

没薬(もつやく)の香りって・・?

花も素敵なのですが、このバラの一番の魅力はなんといっても香りにあると思います。

ミルラという香り、ご存じですか。

私はこのバラの香りに出会うまで、ミルラ香というものに出会ったことがありませんでした。初めてこのバラの香りをかいだとき、カルチャーショックを受けたのを覚えています。

そう、まさに異国の香りなのです。

苦さと爽やかさがブレンドされた・・ う~む、言葉で表現できません。
馴染みのない香りであることは確かなのですが。

 

ミルラ香は没薬の香り。
没薬といえば、あのエジプトのミイラ作りの防腐剤としてつかわれた植物でよく知られています。カンラン科コンミフォラ属のとげがある低木の樹脂です。


中東や地中海地域では塗布剤や防腐剤、殺菌剤、化粧品などに使われているそう。

 

 

イングリッシュローズはこの香りを放つバラが多いことでも知られていて、その代表格がセプタードアイルと言われています。

 

セプタードアイルという名前も何か英国風な意味合いがありそうですね。

シェイクスピアの戯曲「リチャード2世」のセリフがバラの名前の由来。
「王が治める島」という意味なのだそうです。

 

 

 

 

名前(王が治める島?)といい、香り(没薬?)といい、花姿からはどうにもリンクできないのだけれど、そのギャップもまた魅力なのですね。
今年も咲いてくれてありがとう。

 

異国の香りの君へ