房になってました プリンセスシャルレーヌドゥモナコ
バラっていろんな「人の名前」がついていますよね。
【プリンセス シャルレーヌ ドゥ モナコ】
モナコ公国の君主アルベール2世の妃
このバラの種類はHT(ハイブリッド・ティー)
バラの樹形の種類のひとつで、四季咲き大輪のバラのことです。
特徴はすーっと伸びた枝の先に一輪の大きな花をつけること。
5月半ばすぎ、オークルピンクの蕾を見たとき
あれっ?!房でした。それも伸びてる枝全部にです。
たしかハイブリット・ティーは一枝に一つの蕾。
時々、新しいシュートの先にいくつも蕾をつけることがあっても、全部の枝には初めてです。
そう、5本全部の枝先にそれぞれ5~6個のつぼみがあがっていました。
この鉢バラは3年目、株が充実してきたのか、肥料の影響か。
とにかく勢いがすごいこと・・・
通常このケースだと真ん中のつぼみだけ残し、周りのつぼみを摘み取ります。
中央の蕾に力を集中させ、大きな花を咲かせるんですね。
でも今回は周りの蕾も頑張っていたのと(のように見えた)
そのままにしたらどう咲くのか見たかったこともあり、見守ることに。
お 咲きましたよ。
やわらかな色あいとフリフリの花びらが素敵です。
中央の花が窮屈そうでしたがお花はしっかり。
その後雨模様が続くということもあり、5本あった枝の真ん中の花をすべて摘みとることに。
そして2日もたたないうちに周囲のつぼみが咲き始めました。
中央に咲いたバラと同じようにしっかり開花。
真ん中の花を摘んだことによって、周りに力が分散してちょうどよいお花になりました。
このお花は花持ちも香りもとても良く、切り花で差し上げるととても喜ばれる子でもあります。
強いバラなのだと再認識、元気がもらえました。