カラミンサ・ネペタ
暑い日が続きますね。
この時期、ひとやすみしている夏のバラ周りを、
淡紫色の小花が咲き続けています。
「カラミンサ」Calamintha
別名:カラミント
涼しげな雰囲気が夏のガーデンを爽やかにしてくれています。
カラミンサの特徴
カラミンサは地中海沿岸に自生するシソ科の多年草です。
初夏から秋までと花期が長いです。
花持ちもとてもよく初心者向け、丈夫なハーブです。
カラミンサの効能
葉はハーブティーとして利用できます。
主な効能は消化促進、リラックス効果、風邪や頭痛にもよいそうです。
カラミンサの名前の由来
名前の由来はギリシャ語の「美しい(kalos)ミント(minthe)」という意味です。
葉っぱをこするとハッカのスッキリした香りがあるのが特長です。
カラミンサの種類
カラミンサ・ネペタ
一般的に栽培されているのが、こちら。
白や薄紫色の小花が沢山咲き、やさしい雰囲気があります。
他のお花を引き立てるので、バラだけでなく様々な植物の寄せ植えに使いやすいです。
ミントの香りがあるので、ハーブとしてお料理に使うこともできます。
カラミンサ・グランディフロラ
ネペタより大きなピンクの花です。ヨーロッパなどでは一般的でよく見かけることができます。暑いのが苦手。
花言葉
「愛のささやき」「清涼」「拒否する心」「別れは静かに」
カラミンサ データ
科属名 | シソ科トウバナ属 |
分類 | 多年草 |
置き場所 | 日当たりのよい場所 |
用土 | 草花用の培養土。または赤玉土7 腐葉土3 |
水やり | 鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと |
肥料 | 植え付け時に緩効性肥料。その後は春と秋に同じ肥料 |
病害虫 | ほとんどなし |
花持ち | よい |
強健性 | 強い |
ウチの育レポ
カラミンサ・ネペタ
鉢植えで育てています。(8号鉢)置き場所南西向き。
夏の水やりは、朝たっぷり。
お手入れ
茎葉の込み入ったところは間引きして涼しく。(時々)
花が咲き揃ったら、夏に3分の1くらいの箇所で切戻す。
秋の終わりごろは根元近くまでばっさり切り戻して休ませる。
(暖かくなるころに再び芽をだしてきます。)
株が充実してきたらひとまわり大きな鉢に植え替える。(11月頃)
鉢植えでも宿根し毎年花を見ることができます。
寒さに強く、とても丈夫で手間いらず、育てやすさが魅力です。